真空引き作業
- kyuki3
- 2022年5月9日
- 読了時間: 1分


某現場での真空引きの作業風景です。
日本冷凍空調工業会の資料によると、真空引きの目的は
①冷媒配管内の空気や窒素を除去させること
②冷媒配管内の水分を取り除き『乾燥』させること
③接続部からの微小漏れの発見をすること
とあります。
真空引きが不十分だと以下の様な不具合が生じる事があります。
①不凝縮ガス(空気や窒素)による高圧圧力の異常上昇
②残留水分による圧縮機等の故障
少し小難しいですが、真空乾燥の作業はすごく大事な工程ということになります🥸
家庭用エアコンでエアパージ(室外機のガスを使って配管内の空気を追い出す)という方法が昔はよくやっていたそうですが、今は禁止されています🤥
(プシューッてやってきる業者だったら気をつけて下さい🤔笑)
理由はガス濃度の低下とか色々ありますが、そもそも冷媒ガスを不必要に空気中に放出してはいけません。
フロン排出抑制法という法律で定められています。
(これについてはまたの機会にブログにしたいと思います)







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